東青森駅構内における殉職事故に対する緊急声明
7月17日16時35分ごろ東北支社東青森駅構内において、入換え作業中の八戸臨海鉄道への出向社員(JR貨物労組組合員)が列車から転落・触車し、殉職するというあってはならない痛ましい事故が発生した。われわれは、この重大事故を深刻に受け止め、徹底した事故原因の究明に全力を傾注すると同時に、亡くなられた小倉瑞雄氏・ご遺族の方々に衷心より哀悼の意を表するものである。
時あたかも、JR西日本福知山線転覆脱線事故に対する「鉄道事故調査報告書」が出され企業の安全体質・社員管理が社会的にも問われていた。われわれは、事故調査報告書が
出される以前から働く者の生命を守り、顧客の財産を守る鉄道貨物輸送の安全確立闘争を
通年闘争として展開してきている。とりわけ、各職場からも異常なまでに逼迫する要員問
題をはじめ、老朽設備の問題や技術継承=社員教育の問題が出され、会社側にその対策に
積極的に取り組むよう提起してきたところであった。特に、要員不足の解決や技術継承問
題などは、安全・安定輸送の大前提として会社にその解決を迫っていくことを第23回定期全国大会で確認してきたところであった。その意味でも今回の殉職事故は極めて残念でならない。
われわれは、二度と再び組合員の命の犠牲を伴った事故を起こしてはならない。そのた
めにも、今回の事故の原因を徹底して究明するとともに、全国各級機関において安全確立
にむけて徹底して取り組むものでなければならない。改めて、これまでの慣例や馴れ合い
作業、見てみぬ振りなどの職場体質の一掃をはかり、作業内容および体制、設備等を安全・
安定輸送の確立から検証し、組合員の生命と顧客の財産を守るために全力をあげるもので
ある。
中央本部は、今回の事故に鑑み会社側に緊急申し入れを行い、安全確立に向けた労使協
議を徹底し、問題の解決に向け不退転の決意で臨むものである。
全組合員に訴える!
亡くなられた組合員の無念の想いと遺族の悲しみを共有し、鉄道貨物輸送の安全・安定
輸送の確立のために、具体的な職場から闘いに決起しよう!
以上 緊急声明とする。
2007年7月18日
日本貨物鉄道労働組合中央執行委員会
